父が教えてくれた事
どんな人にでも どんな時にでも
真心こめて 誠意をもって話をしなきゃいかん。
努力もしないうちに諦めたり
ましてや 文句や愚痴を言ってはいかん。
生まれ方も育った環境も ひとりひとり違う。
夫婦然り。友達然り。それは家族でも同じ。
家族だから分って当たり前なんて事はないんだぞ。
死んだ父は 私にいつもにそう言ってた。
人間だけだ、
言語という素晴らしいものを神様がくれたのは。
それをちゃんと活用しなさい。
自分が傷つくことを恐れていてはいかん。
我が身を愛する以上に 他者を愛おしみなさい。
愛をもって話をしなさい。いつか必ず相手に伝わる。
今 思いかえせば
あの父は 本当に有言実行の人だった。
痛い目にもあった事も多々ありそうだが
それでも最後まで その考えを貫いた人だった。
最近 嫁姑問題の只中に居る人と話をした。
「美沙さんは恵まれてるから」
「ダメなもんはダメなんだよ。相性ってもんがある」
「美沙さんの考え方や生き方は男っぽいよね~」
そう言われたけれど・・・男っぽい考えって?
いや 考えてみたら 私の思考のほとんどは
あの父からの薫陶を受け
形成されてきたもののような気がする。
人生お一人様一回。
年齢と共に弱気になったり 面倒になったりと
人によっては きっとあるのだろうけれど、
私は 最後まで父の教えを貫ける人でありたい。
我が身より他者を愛おしむ事の出来る人でありたい。
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