先手必勝法
一日中 稽古で立ちっ放しとか、動きっ放しとか、
もう私の太い足、バンバンになっとるのですな・・・
そして、最寄りの駅に到着すれば・・・悩むのです。
どっちの道を選ぼうか・・・たかが10分程なのに
なだらかだけど、ちょっと遠回りの道か?
急な階段を上って、ほぼ平坦な並木道を行くか?
馬鹿みたいだけど、毎度悩みます
ホント、馬鹿みたい
分岐点となる信号待ちで「んーーーっどっちだ?」
で、結局 いつも 急な階段を選ぶ私。
あぁ・・・性格だな・・・せっかちなんだよな・・・
そこには1分も差はないのに・・・
早く、我が家の灯りを見たいのです。
ちょっとでも早く ドーンと座りこみたいのです。
だから、階段はきつくても 1分でも早く帰ろう!
後で楽する方を選んでしまう私です。
思えば、全ての事がそうである気がします。
何もない平凡な一日も、
せかせか動くのは、後で楽をしたいから。
新しい作品に取り組む時も、
まっ・・・芝居は最後まで楽にはならないのだけど、
それでも 初めにキツイ道を選べば
やっぱりあとで 少しは楽になる。
歩いて行った先には、美しい緑の平野が見えたり
花が咲いていたり、次の山が見えたり・・・
そこをまたヨッコラショと登るのもどうやら好きらしい。
だって、また新たな景色が見られますもんね。
初日まで10日をきりました。
私も まだまだ課題を残すあと10日。。。
そんな中、稽古の数時間前に稽古場に入り
自主稽古する若い俳優たちが増えてきました。
『稽古をしてるうちにゃいつか出来るだろう』とか
『演出家が教えてくれる』『何とかなる』という考えは
間違っていたと 気づいたのだと思われます。
演出家は演出する人で、けして教師ではありません。
頭と心を使ってしっかり自分で準備しておかなければ
本稽古に入った時に辛い想いをするという事にも、
基盤のないところには何も生まれないという事にも、
日々 腕を磨いておくのが、この仕事だという事にも、
みんなが気付きつつある・・・この変化は良い事です。
キッチリ準備してスタートをきったと思ってた私でも
まだまだ 出来上がらず、苦しんでいるのですから
残されたこの10日間、最後の最後まで
皆で思いっきりジタバタして
お客様が歓んで下さる舞台、
必ず創り上げましょう
そして、この気づきを 次のステップに生かしましょう。
公演のご案内
劇団だるま座20周年記念公演
《愛しきは》
馬鹿一とその隣人
作:八田尚之 演出:菊地一浩
2016年9月9日~14日
劇場:TACCS1179
9月9日 19:00
9月10日 14:00 19;00
9月11日 14;00 19:00
9月12日 19:00
9月13日 19:00
9月14日 14:00
早割チケット:指定席 3000円
(7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
指定席:4500円
自由席:4000円
当日(自由席:4800円
学生(自由席:3500円
サポータークラブ 3600円
☆《煙が目にしみる》ご観劇のお客様は
早割チケットをご利用頂きますと
1割引きの特別価格でご覧いただけます。
http://ticket.corich.jp/apply/73629/003/
だるまちっくシアター
《えんやこら讃歌》
八田尚之 作
菊地一浩 演出
11月2日(水)~13日(日)
アトリエだるま座
前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)
9月9日 予約開始
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