稽古場は教室じゃない
本日 全員揃っての自主稽古。
昨日まで本読みが進んだ箇所までのおさらい。
普通 稽古初日の本読みというのは
一応最後まで読み合わせする事が多いのだが
ここは菊地流 止まる止まる止めまくる
「違う」「何を言いたいの?この人 ここで!」
二日間で進んだのは ようやく三分の一か?
台詞のないヨイトマケのオバサンにも
「何のためにそこに居るのか分らん。
なら、アナタそこに居なくたっていいじゃないのッ?」
これまた台詞のない 通りすがりの二人にも
一行一行の台詞に対して「君のサブテキストは?」
「リアクション起こすから 次の台詞あるんだろ?」
「喋ってる時だけが芝居だと思ってるのか?」
「自分の事に集中しないッ!ぼぉーっとしない!」
まあ、この二人、 後の大事な伏線ですからねぇ
怒られて当然でございます
代役の俳優にも 厳しいダメ出しが飛ぶ。
「せめて相手が受けて喋れるようにやれよぉ」
稽古場は まるで特訓の場所のようになる。
これは・・・俳優としては恥ずべき事。
「ここは教室じゃないよぉー稽古場だよぉー」
ほらほら~事前の準備ッ!って
私も 口が酸っぱくなるほど言ったじゃないのぉー
やれる事は もっとあったんじゃないのぉー
寝ないでやってたら もっと出来たんじゃないのぉー
しかし、相変わらず 忍耐と愛情を感じる菊地流。
が、その大将が 本日不在のため
全員で 復習とディスカッションとなった。
演助は居るにはいるんだが・・・
何となく 私が進める状況になりそうな気配・・・
『あたしゃ、あんなに辛抱強くないよぉ~皆さ~ん』
その上、歌と踊りの稽古もせにゃならんのだった
私も 自分の事で 実は一杯いっぱいなのよ~
頼むから 早いとこ自立しようじゃないか。
巧くなくて全然いいから、頭と心を使おうじゃないか。
自分に厳しく居ようじゃないか。
今日の私のテーマ・・・
①イライラ禁止 ②答を辛抱強く待つ ③怒らない
なんじゃ?私は・・・。
こんなこと書くと、ただ修行の足りない
すっごい イヤな女みたいじゃないのォ~
違う違う ただ良い作品つくりたいだけ。
エンヤコラ~と みんなで作りたいだけ~~~
だから・・・私が今日のテーマを全う出来るよう
「全員のご協力乞う」<(_ _)>頼んだよぉー
公演のご案内
だるまちっくシアター
《えんやこら讃歌》
八田尚之 作
菊地一浩 演出
11月2日(水)~13日(日)
アトリエだるま座
前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)
定員超えました、ごめんなさい。
予約受付中
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