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2016年9月

2016年9月30日 (金)

稽古場は教室じゃない

本日 全員揃っての自主稽古。

昨日まで本読みが進んだ箇所までのおさらい。

 

普通 稽古初日の本読みというのは

一応最後まで読み合わせする事が多いのだが

ここは菊地流 止まる止まる止めまくる

「違う」「何を言いたいの?この人 ここで!」

二日間で進んだのは ようやく三分の一か?

台詞のないヨイトマケのオバサンにも

「何のためにそこに居るのか分らん。

なら、アナタそこに居なくたっていいじゃないのッ?」

これまた台詞のない 通りすがりの二人にも

一行一行の台詞に対して「君のサブテキストは?」

「リアクション起こすから 次の台詞あるんだろ?」

「喋ってる時だけが芝居だと思ってるのか?」

「自分の事に集中しないッ!ぼぉーっとしない!」

まあ、この二人、 後の大事な伏線ですからねぇ

怒られて当然でございます

代役の俳優にも 厳しいダメ出しが飛ぶ。

「せめて相手が受けて喋れるようにやれよぉ」

稽古場は まるで特訓の場所のようになる。

これは・・・俳優としては恥ずべき事。

「ここは教室じゃないよぉー稽古場だよぉー

ほらほら~事前の準備ッ!って

私も 口が酸っぱくなるほど言ったじゃないのぉー

やれる事は もっとあったんじゃないのぉー

寝ないでやってたら もっと出来たんじゃないのぉー

 

しかし、相変わらず 忍耐と愛情を感じる菊地流。

が、その大将が 本日不在のため

全員で 復習とディスカッションとなった。

演助は居るにはいるんだが・・・

何となく 私が進める状況になりそうな気配・・・

『あたしゃ、あんなに辛抱強くないよぉ~皆さ~ん』

その上、歌と踊りの稽古もせにゃならんのだった

私も 自分の事で 実は一杯いっぱいなのよ~

頼むから 早いとこ自立しようじゃないか。

巧くなくて全然いいから、頭と心を使おうじゃないか。

自分に厳しく居ようじゃないか。

 

今日の私のテーマ・・・

①イライラ禁止 ②答を辛抱強く待つ ③怒らない

なんじゃ?私は・・・。

こんなこと書くと、ただ修行の足りない

すっごい イヤな女みたいじゃないのォ~

違う違う ただ良い作品つくりたいだけ。

エンヤコラ~と みんなで作りたいだけ~~~

だから・・・私が今日のテーマを全う出来るよう

 「全員のご協力乞う」<(_ _)>頼んだよぉー

 

   公演のご案内
 
  だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

定員超えました、ごめんなさい。

    予約受付中
 
  

 

 

 

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2016年9月29日 (木)

おっとっとぉ~

今朝はブログを更新する暇もなく 

家を飛び出す

そして 稽古の後は・・・

横浜演劇鑑賞会に 営業のお供。

いろんな話が出来て楽しかったが

ガンガン本読みの小返しのあとでは

オバサン 結構堪えるわい

ただいま帰宅。おっといけねぇ日付が変わる!

てなワケで、

今夜はこれからまだやる事が・・・

劇中で踊るおてもやんの振りを考えねばッ

まっ、踊るって言ってもネェ・・・

唄振りでいいのだろうとは思うのだけど・・・

なんせ こんな事は経験がないので

すんません。今夜はこのへんで。

明日はまた暑いらしいですお達者で~~

 

 

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2016年9月28日 (水)

生きる

さあ、いよいよ稽古が始まる。

何度も悪夢に登場してくれた演出家に

昨日 会って話す機会があった。

自分の作った《くみサン年表》と

そこに存在する 彼女の人生の決断や痛み、

複雑な潜在意識 絶対的な想い・・・

どうやら方向は間違ってなかったらしい。「ほっ

男勝りに働くこの女性の中に生きている

細やかな情や 女だからこその その選択は

昔 観た《ひまわり》という映画を想いださせる。

しかし、八田尚之という人・・・

あの時代に よくこんな発想で本を書かれたもんだ。

すでに 今は亡き八田先生、宝生さん、

そして手織り座という劇団・・・

50年の時を経て、菊地さんが新たな作品として

現代に蘇えらせることを

きっと天国で喜んでくれていることだろう。

私も 微力ながら、この作品に貢献できるよう

本番までの数十日

くみサンという女を生き抜こう。

 

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2016年9月27日 (火)

母の務め

明日からしばらくの間

家事を離れ ひたすら荻窪稽古場通い

 

かたや、毎日十時間以上の労働というのに

それでも 常にニコニコと仕事場へ行くアミ。

三十をとうに超えてるのだし

母親なんて居なくたって構わないのだろうけど、

ご飯の心配するなんて過保護かもなんだけど、

それでも 身体の事は親としては心配してしまう。

何も出来ないけど「せめてご飯くらいはちゃんと」

ただ そう思ってしまう。

 

この前、風邪がもとで 声が出なくなった

本業のエステは お客様と話さなきゃならないし、

それよりも大きな問題を抱えていたあの時のアミ。

数日後には デーモン閣下のディナーショー。

今回も コーラスで参加だったもので

掠れた声で「やばいやばい」と夜ごと呟く。

こういう時、私は何も手助けできない。

ちょうど仕事の狭間だった私にしてやれる事は

せめて家のご飯だけは ちゃんとしてやる事くらい。

睡眠と栄養と出来る限りストレス要因を与えない事。

常にそう思ってるし、それは母親としての務めだと。

ショーの当日までには 何とか声を取り戻し

早朝 名古屋に発って行った。

新幹線の中からメールが届いた

「献身的なサポートのおかげで

声も体調も戻りました<(_ _)>感謝いたします」

特に献身的にやったワケじゃないので

正直照れるが、この気遣いが 私には嬉しい。

この優しさは一体誰に似たんだろうか?とも思う。

そして、親子の間であっても

こういうお互いへの気遣いこそが

関係をより円滑に、円満にするんだろうと思う。

嫁にいく気配はさらさらないが

(行ってしまったら 私も寂しくなるのだろうがね)

十年近くなるサロン経営も

彼女の持つ優しさや気遣いが身を結んでると

つくづく思う今日この頃。

私も 見習おうこの姿。

さて、アミの夕飯も出来た事だし、

ちょっとの間でも、稽古前の復習だな。

 

 

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2016年9月26日 (月)

落ち着いて~私!

今日中に 仕上げてしまわなきゃならない事

経費帳の仕上げ・・・

おぉ これはとても無理そう

忙しさにかまけて 放置してた報いだわね

税理士のお兄さん、ごめん。もう少し待って

玄米酵素のお客様へのDM発送。

コイツは なんとかしなくっちゃ

用心のために 一応病院にも行っとくか

自治会のリポートは早朝に片付いたよな?

おっ!そうだ!次子さんとこの振込みがあった

残高確認に行かなきゃッ

毎月25万は結構な痛手なんだが・・・

母が元気で楽しく暮してくれるなら良しとせねば。

第一、ホームのお世話になってるからこそ

私も仕事に打ち込めるってなもん

 

生きてるって、何だってこんなに忙しいんだ?

まだ何か見落としてる気はするんだが・・・

頭の中は 明後日の稽古初日の事で一杯

始って 何か方向が見えてくると

少しは落ち着くんだろうが…今がシンドイ

相変らず 妙ちきりんな夢ばかり見るし・・・

何をしてても「はっ」となって台本のもとに走る。

リラッ~クス リラ~ックス 自分に言い聞かせる。

リラ~ックス リラ~ックス リラ~ックス

 

 

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2016年9月25日 (日)

バタバタ日曜日

おはようございます。

ようやく雨もあがって・・・とはいえ曇天ですが

なんとか洗濯物をおもてに干せそうな朝。

予報によれば 晴れてくるはず

大急ぎで洗濯機廻してチャチャっと掃除して

簡単に食べられる夕飯の下拵え

今日は 朝から総会だの役員会だのと

一日中 三本立ての会議づけなんでございます。

下手したら 

昼も夜も食べ損ないそうなタイトスケジュール。

夕飯もチャチャっとを予想して、準備完了。

こういう時は『私もなかなか優秀な主婦だわい』

そう自分を褒めてあげています

 

今日は 台本読む時間が夜までなさそう

実はここだけの話(ここだけって何だ?)

私の膀胱が・・・どうも・・・ちと怪しい

疲れがたまってくると 持病?が出るのねぇ

今日はこんなスケジュールだし

日曜日で病院はやってないし・・・

いざという時に置いてある漢方薬飲んで

明日朝一番の 駆け込み寺かなぁ

体調管理が出来ないなんて・・・ダメじゃん!

漢方~~効いてくれ~~~<(_ _)>

 

 

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2016年9月24日 (土)

ルーツ

昨夜、おぞましい夢を見た。

「姐さん、役の捉え方が全然違う」と演出家。

落ち込む落ち込みまくる最低な夢。

「怖い 怖い 怖ーーいっ」

結構 緊張してるのだ、今回の演目。

 

今朝 遅い朝食をとりながら見たテレビ番組。

長崎県の料理には大量の砂糖を使う、

自転車人口は全国的にみると極少・・・等々。

想いだしてみれば

あの坂道だらけの町、自転車は無理よねぇ。

坂道には一人乗りエレベーターまで付いてる

いくら歩くことが健康に良いと言われても

お年寄りなんざ、かえって身体に悪かろう

甘いものを好むのも、

長崎と言う土地の食文化を振り返れば

そりゃ それが当たり前なのかも知れない。

 

土地にも 人生にも ルーツがある。

昭和30年という時代に生きてる登場人物たち。

それを掘り起こしていく事は 実に興味深い。

流れの中でその生き方しか出来なかった人、

あえて その道を選んだ人、ただ流された人・・・

《くみサン年表》を作っていると

何故この道を選んだのか?という疑問が生じ、

ながきに渡るその人生を想像すれば、

『あぁ、だからこの台詞かぁ』と納得できる。

 

『このペースでは間に合わないぞ』

『そろそろ 台詞を覚える体制に向かうべきか?』

『夢が正夢で、私のやってる事は方向違いか?』

そう思い 不安になる時も正直あるし、

『これって時間の無駄?非効率的?』等々・・・

今回ばかりは ともかく台詞の量が半端じゃなく

外側からは見えないこの女性の心理にも戸惑う。

だけど、だからこそ、

長年 この方法で役作りをしてきた私には

どうしても外せない稽古前の大事な下準備。

くみサンのルーツ、人生を辿っていけば

今の彼女が見えてくると信じて進むしかない。

舞台で生きるくみサンに必ず反映できると信じて

本日も その年表を傍らに置き、本を読みまくり、

いよいよ始まる稽古初日に備えよう。

 

 

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2016年9月23日 (金)

ガッチガチ

当初の予定より遅れる事一週間。

今日は 待望の時間制限なしのマッサージディ。 

おぉー どこを触られても「いててててッ

「おぉ~極楽極楽気持ちが良いねぇ」の 

マッサージを受けられる日はいつか来る?

どうも すぐに固まってしまうらしい私の身体

梢先生「多分一生 気持ち良い施術は無理ね 

そう言いながら、全身をほぐしてくれまして

あらっ なんと気づけば 三時間半。

こんなボロ身体でスンマセン<(_ _)>

「30分でもいいから横になって、

 そして 出来たら眠って」と言われたけど・・・

 全然無理でした 眠るなんて。

 一応 30分ほど横にはなってみたものの

 やりかけの《くみ(私の役)年表》が気になって

 やっぱり机に向かってしまう。

 《かつて旦那だった役》の塚本さんと

電話でディスカッションし、二人の歴史を振り返り

稽古初日にチグハグにならんよう打ち合わせし・・・

あ~ぁ もうこんな時間だわい

これから人と会い、新規開店のシェフの店へ

まっ 美味しいイタリアンでも食べて

また気分も 新たに続きをやるかな。。。

 

 

 

 

 

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2016年9月22日 (木)

生を謳う

時代は違っても 

人間の根本は変わらないのだと感じてる。

 

あの時代や 背景や いろんな歴史は、

書籍だの 時代を生きた人たちの話から

ある程度見えてくるものがあるから

その土台は大分理解できてきたところ。

次にやるのは・・・

台本に描かれている様々な人物を検証する事。

その生き方や、人間関係を探ってみれば・・・

なるほどね八田先生は うまく書いてるなぁと

改めて感心してしまう。

あの時代、失対労働者と呼ばれた人々というのは

初めから職がなくて 

肉体労働に従事してるというワケではなく、

戦争のあおりで元の職場を失っての人も多く、

大きな産業のない土地などは

かなり長い間 そういう状況が続いたそうだ。

『そうかそうか・・・この○○という役は

戦前は 多分豊かな暮らしをしていたのだわね』

『女房だけが働きに出て 亭主は呑んだくれ・・・

これにも意味(ワケ)があったのだわね』

『この団結力の基はこれか・・・

そして、何度も何度も読むうちに

人の台詞から自分の生活や性格が浮き彫りに。

そこから想像が膨らむ 我が家の状況。

過去への想い。憐憫。後悔。

それでも 人々は前に進もうとし

生きている事の歓びを高らかに謳う。

 

あぁ~ これだからやめられない。

芝居の世界は面白すぎる。

八田先生の本は 愛に溢れている。

人間への愛に満ち溢れている。

《えんやこら讃歌》の《讃歌》の意図が

少し 解ってきたような気がする今朝。

生きてるって素晴らしいと思う今朝。

たくさんの人に観て貰いたいと願う今朝。

 

 

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2016年9月21日 (水)

水かき

娘のブログを久々に覗いてみて

『あぁ~ コヤツも闘ってるな』

『悩みながらも歩き続けてるな』

『腹が座ってきたかな』・・・よしよし行け行け

しばらく会ってない娘にエールを送りたくなる母。

 

本当に、ひとつの作品、ひとつの役をつくるのは

容易な事っちゃない。

華やかに、楽しそうに見えても

(お客さんには楽しんでもらわなきゃ困るけど)

いつも思ってしまう・・・『私らアヒルだもん』って。

水辺をスイスイ気持ち良さげにゆくアヒルも

見えない水中では

あの足が バタバタと忙しそうに水をかいてる

アヒルの生態はよく知らないけれど

『留まって居る時さえもバタバタしてんだろうな・・・』

『動きを止めたら沈んじゃうのかな?』などと

近くの公園の池を泳ぐアヒルを見ていて思う。

稽古中は あのアヒルだ、私

分からなくなって辛くなって 休憩したくなって

スイスイ進めなくても・・・

ゆっくりでもいい。

水かきだけは止めたらいかん、と思ってる。

止めなければ 少しずつでも前には進むんだから。

 

今朝は何の話じゃ?ん?

夜中まで つい台本を読んでしまってたもんで

今朝は確実に睡眠不足。

自分の運命をどうやって受け入れてるんだろう?

私には こんな運命 笑って乗り越えられないな

くみさんという この女主人公のこと

いろいろ考えてたら 明け方になってたのねぇ

だもんで、ちょいとボォ~としとります。

 

いやいや、ボォ~としてる場合じゃない!

今日は 事前勉強会

稽古初日まであと一週間。

アヒルになってちょっとでも前進しますぞッッッ

 

 

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2016年9月20日 (火)

俳優の仕事

またまた大型台風・・・

大雨の九州。施設に住む叔母が心配です。

道路より少し下がった場所に位置するあの建物・・・

大丈夫かなぁ 

叔母ちゃん、心細い想いをしてないかなぁ

祖父の代からある、今は誰も住んでいない山の家。

大丈夫かなぁ・・・がけ崩れなんかしてないかなぁ

早く取り壊してしまいたいのですけど

あまりに高額な費用がかかるため、

現在の私の経済では どうしても無理

近隣の方には・・・ホントに申し訳ないのですけど。

本当に、タダでいいから誰か住んでくれないもんかね。

 

稽古開始まで、あと一週間。

今回は なかなかハードルが高そうです。

「?」を残したまま 稽古に突入しそうな気配

私より若い世代の人たちばかりの今回のカンパニー、

このまま稽古に入ったら「?」「?」だらけになりそう。

少しでも善い状態で稽古に入りたいので

明日は自主予習の会を開きます。

時代背景・自分の役のバックボーン・人間関係

「これだけは考えて来よう」と提案してみました。

台本を読むだけでは出来ない作業ではありますが

演出家に おんぶに抱っこ状態でのスタートは

今回 絶対に避けたいところです。

頭でっかちになってはいけないけれど

作品や役柄の根っこは掴んでおかないと

後々 苦労する事になってしまいます。

「稽古場で稽古すれば いずれ出来る」と思うのは

錯覚だと 若いメンバーに気づいてほしいのです。

稽古場での作業のその倍くらいの自習が必要だと、

それが俳優の仕事だと 気づいてほしい。

その地道な努力が 階段を一段、また一段、

自身の成長に繋がるのだと知ってほしい。

 

私も苦しいです、今回は殊に

一筋縄ではいかないこと、

台本開くたびに 冷汗の出る想いです

でも 頑張らなくっちゃ 

この素晴らしい作品を、お客様の心に届けねば

・・・というわけで

雨の音を聞きながら 自習開始。

 

 

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2016年9月19日 (月)

恥ずかしながら・・・お答えします

昨日のブログを読んでくれた若い女優さんから

「美沙さん、何でそこまで調べるんですか?」との

質問が留守番電話に残っていた。

折り返すにはちょっと遅い時間だったので、

きっと今朝も読んでくれてる事だろう・・・と思い、

今日も何気に時間がないから ブログでお返事。

 

かつて《異国の丘》という作品の稽古中に

演出の浅利さんから こっ酷く叱られた事が。

「シベリア鉄道を行き・・・」と台詞を喋ったら

「シベリア鉄道が何キロあるのか分ってんのか?」

「極寒と言うが、極寒ってマイナス何度なんだ?」

「窓から見える景色があんたには見えてるのか?」

 

悔しかった。すごく悔やみました。反省しました。

俳優は 台詞を覚えて喋ればいいものじゃない。

言葉の意味は勿論だけど

その言葉に《実感を持つ》という事が

いかに重要なのかを初めて気づかされました。

直接 自分の台詞や役とは関係なくても

台本の根底に流れているものを知らなければ

作品を構築していく上でも 役づくりの上でも

大きな差が出来てくる気がします。

それからです。

ひとつでも引っかかったら そこを飛ばさない。

時間がかかっても 探ってみよう。

知りたい!その先に 何かが 必ず見えるはず。

絶対に 役作りのヒントがあり、イメージが拡がり、

その事は 自身を鍛え、

必ずや 作品に貢献できる。

 

台詞を覚える事が第一ではないと思うよ。

稽古初めが近づくと、つい慌てて早拵え・・・

それが かつての私の失敗だった気がするよ。

私・・・まだ一行も台詞覚えてない・・・

でも、稽古していけば台詞は後からついてくる。

 

〇〇ちゃん

質問をありがとう。

一緒に、じっくり、

これからも 素晴らしい作品づくりに励みましょう。

 

 

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2016年9月18日 (日)

歌の力

一日の半分を母の所で過ごし

残りの半分は かき集めた書籍や資料、

ネット検索に没頭した。

知りたい事の半分にも満たないけれど

ようやく見つけた一枚の写真から

このヨイトマケという仕事の道具やそのやり方、

その人たちの生活を垣間見る事ができる。

私は実際に この作業を見たことがないので、

『いや!子供の時に こんな櫓を見た事ある』

だけど、それは景色の一部としての記憶だけ。

「なるほど」とルーペを使って 

改めて まじまじと見る。

 

以前《よいとまけの唄》を聴いた私には

なんとも哀しく辛い感情しか湧かなかったが、

考えてみれば あの時代

誰もが貧しく、それは当たり前の事だったのかも

知れない・・・とも思えてきた。

日本には古来から 集団で作業、労働する際に

いろんな歌がある事も知った。

例えば 《田植え歌》などもそのひとつ。

集団で力を合わせ、馬力をかけるために

そこで《歌》が力を貸してくれたのかも知れない。

だけれども 田畑を持つ人と違い、

ヨイトマケに従事した人々

(従事するしか糧を得られなかったのかも)が

唄う歌は 私にはどうしても哀しく聞こえてしまう。

「母ちゃんのためならえーんやこら」

「父ちゃんのためならえーんやこら」

労働は何でも大変なものだけれど

この肉体労働は 特別に過酷過ぎたのだろうか?

 

外国人から見たこの作業への感想の一文に

「時間の十分の九は歌う事に費やされている」

「歌う事は 馬鹿らしい時間の浪費にみえる」

「日本の労働者は 働くとき 唸ったり歌ったりする」

「労働の辛さを 気持ちのよい音か拍子で軽める

面白い国民だ」とあった。

唄う事を《時間の浪費》と捉えた興味深い感想。

果たして そうだろうか?

 

さて。。。

台本に立ち戻ろう。

確かに様々なバックボーンを抱えた人たち。

だが、舞台は明るく 登場人物は生き生きとしてる。

時代の音、匂い、声が聞こえてくる。

眠りにつく前に読み返した台本のおかげで、

せっかく夢を見なくなった私だったのに・・・

すでにヨイトマケに従事する自分が夢の中に居た

 

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2016年9月17日 (土)

卒寿の祝い

母 次子さんの誕生日です。

九十歳。卒寿です。

働くことが大好きで、遊ぶことも大好きで、

ずっと元気で居てくれると思い込んでいましたが

人間というのは 自然の摂理で徐々に・・・が現実。

あんなに活動的だった人が思うように動けなくなり

どんなにか はがゆい想いをしているだろうと

現在の母を見ていると 哀しい気持ちになります。

昨日はあまり時間がなかったので・・・と言うか

本当は なんだか 母を見ているのが辛くて

早々に引き揚げてきてしまいました

表情は乏しく 私には理解が出来ない母の言葉

けど、私の言っている事は理解してくれてる様子。

「明日は誕生日だからね明日も来るからね」

そう言ったら 「うんうん」と頷いてくれ

「すごいねッ!90歳だよ!スゴイスゴイ」には

「・・・」 ビックリしたような顔の母。

多分 彼女の中では80くらいで年齢が止まってます。

帰りがけには

動かしにくくなった手をひらひらと振って

小さな声で「またね・・・」と。

そんなワケですから、これから花屋に寄って

お祝いの紫色の花を買い、母の所へ。

今日は少しゆっくり母の傍に居ることにしましょう。

 

 

   公演のご案内
 
  だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

    予約受付中

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2016年9月16日 (金)

資料集め

あの、うだるような暑さが続いた日が嘘のように

すっかり秋の気配が漂うこの頃です。

今朝は どんよりした空模様・・・

『洗濯物は乾きにくいだろうな』

『今夜は何を作ろうかな』

束の間の日常を楽しんでいる風の私でございます。

公演が無事終了した時から 

ようやく 妙な夢でうなされる事もなくなり、

時間に追われる事が減るのは有難いのですが、

このゆったり加減は どうも苦手で・・・

何か忘れちゃいないかと 正直 落ち着きません。

根っからの貧乏性なんですかねぇ

 

今日は久しぶりに母の顔を見に行きましょう。

本当は昨日会いに行くつもりだったのですけど

身体が言う事をききませんでした

たまった家事の片付けの合間に 

ちょっと腰かけるとウトウトしてしまい夢の中。

頭はボォ~としてるし、動きは鈍いし・・・

「休みなさい」信号が出ているのは明白なのですが

真剣に?徹底的に?休むのが怖い。

二度と動けなくなりそうな気がしちゃう

それでも ほぼ何もしなかった昨日が良かったのか

今朝は 早々に目が覚めて行動開始です。

 

まずは。。。

休みの間に《やらなければならないリスト》を作成。

予定表を見たら、次の《エンヤコラ》稽古まで

そう時間があるワケじゃなく・・・

資料も集めなければなりませんぞっ!

なにしろ《よいとまけ》という題材が題材だけに

ネット検索してみても 何も出てきません。

と言うか、知りたい事が出てきません。

そういう歴史が 事実あったのだから

何もかも削除しないで下さいよ!と思うのですが

本当に何も見つからず・・・困ったなぁ状態です。

旧い映画に 登場するには登場してるようですが

その映画そのものも なかなか手に入りません

こうなりゃ、お歳を召した当時を知ってる方に取材?

「昔、新宿の戸山公園あたりにいたよ」と近松さん。

朝早くから 大勢の、いわゆる日雇いで働く人々が

沢山集まり、その日の職にあり付けた人達が

グループごとにトラックのような車に乗せられ

地固めの現場に向かうのを 子供の頃見ていたそう。

私が知っているのは 丸山明宏の歌のみなので

そこから 生活を想像するしかないのかなぁ・・・

どこかの歴史資料館みたいなとこに行けば

何か分るかなぁ・・・

 

どなたか あの時代 ヨイトマケと言われた人々の事、

御存知でしたら教えて下さいませ。

 

  公演のご案内
 
  だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

9月9日 予約開始

 

 

 

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2016年9月15日 (木)

終了~そして出発~~♪

無事 終了いたしました《愛しきは》全公演。

自分で思っている以上に草臥れてたのか、

昼前まで爆睡しておりました。

衣裳の洗濯をしながら、ブログの更新です。

 

《愛しきは》 沢山のお客様に御来場いただき

本当に本当に ありがとうございました。

演出の菊地さんのもと

老いも若きも 必死に食らいついての作品づくり。

今回も 色んなことを学ばせてもらいました。

天国にいらっしゃる作家の八田先生にも感謝。

私の演劇人生に

こんな素敵な作品を与えて下さり

心から「有難うございました。」

毎回 私を鍛えて下さる演出家菊地さん

「私が板を降りる日まで鍛えぬいて下さいませ。」

座員でもないのに

言いたい放題 やりたい放題の私を

受け入れてくれるだるま座の皆さん「ありがとう」。

 

小原家の面々です。

Photo

あの時代を必死になって生きた《家族》です。

♪狭いながらも楽しい我が家~♪

全編を流れるこの曲の通り

楽しく 愛おしい 私の家族でした。

 

さあ!次の家族が待っています。

「えんやこ~ら」掛け声かけてスタートです。

 

   公演のご案内

 だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

9月9日 予約開始
 
 

 

 

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2016年9月14日 (水)

だるま座の仲間達へ愛をこめて

千秋楽です。

ホッとするような・・・寂しいような・・・

 

この作品づくりの中で

誰もが 沢山の事を学んだと思います。

殊に これから成長していかなければならない

若いメインキャストたちは

舞台を創るという事の 俳優としての心構え、

基本、生き様、日常に至る事までが、

いかに役づくりにとって重要かを学んだでしょう。

演出の菊地さんは 辛抱強く彼等の変化を待ち、

時には声を荒げながらも 愛情深く育てている事が

私の目にもよく解かりました。

この人たちは幸せだと感じました。

今回のこの道程を忘れず、

また次の舞台に役立ててほしいと心から思います。

みんな 芝居が好きで好きでたまらない人達。

だけど、好きだというだけでは作品は出来ません。

役者にはなれません。

地道な日々の努力の結果が、

たとえ歩みは遅くとも その人を成長させます。

そして、気づきます。

自分には何が足りないか・・・

この先 どうすればそこを補えるか・・・

作家が言わんとする事が読み込めなかった人は 

もっと沢山の文学や 資料の研鑽も良し。

舞台上で身体が不自由だと悩み、感じた人は、

身体づくりのための方法はいくらでもあります。

稽古に入る前段階での準備不足を理解した人は、

休む事なく 次の作品に向かい合わなければ。

それが 役者の仕事なのですから。

 

私は基本、怠け者です。

楽しくワイワイするのが大好きです。

遊ぶ時は徹底的に遊ぶし、

身体を休めなければならないと感じたら休む。

だけど、芝居に関わる時には

何をおいても 全てをそこに集中させます。

集中できるように その準備をします。

真面目に 真摯に向かい合わなければ

恐ろしくて舞台などに立てないからです。

準備しておかなければ、

足りない物を補充しておかなければ、

せっかくのステップアップのチャンスは消える。

 

なんだか偉そうなことを書いてしまいました。

今朝のブログは

共にこの《愛しきは》を創り上げてきた

若きだるま座の仲間たちに 愛をこめて送ります。

また 一緒に闘いましょう。

 

千秋楽です。

 

 

 劇団だるま座20周年記念公演

   《愛しきは》
     馬鹿一とその隣人

 本日 千秋楽

 作:八田尚之  演出:菊地一浩

 2016年9月9日~14日
 
 劇場:TACCS1179
  
  9月9日 19:00
  9月10日 14:00  19;00
  9月11日 14;00  19:00
  9月12日 19:00
  9月13日 19:00
  9月14日 14:00

 早割チケット:指定席 3000円
 (7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
 指定席:4500円
 自由席:4000円
 当日(自由席:4800円
 学生(自由席:3500円
 サポータークラブ 3600円

 ☆《煙が目にしみる》ご観劇のお客様は
  早割チケットをご利用頂きますと
  1割引きの特別価格でご覧いただけます。

http://ticket.corich.jp/apply/73629/003/

 

 次回作品は・・・

だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

 

 

 
  

 

 


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2016年9月13日 (火)

タイムスリップ

あらあら まあまあ

やっぱり降り出してしまいました、本格的に

そして、何やら涼しいです、今朝。

劇場にお客様がお出でになる頃には

少しでも 雨足が弱くなってるといいのだけど

 

ずっと二回公演が続いてましたが

昨日は夜の公演のみ。

ありゃぁ~ 

こんなに違うんだわ、体力的にも精神的にも。

逆に 帰宅後はなかなか寝付けず

『えんやこらは この公演が終わってからッ』と

心に決めていたのですけど・・・つい台本開き・・・

つい 夜更かししていました

いかんいかん!今は全身全霊 愛しきは!だよ。

残すところ あと二回になってしまった《愛しきは》。

あんなに稽古したのに・・・終り?んー勿体ない

演劇鑑賞会とかで廻れたらなぁ・・・良いのになぁ。

 

話は違うのですけどね・・・

芝居の冒頭、私、お赤飯をつまみ食いするんです。

あんまり熱いんで「ふはふは」するとこから始り

亭主の怒鳴り声に驚いて 慌てて飲みこむ・・・

舞台上で物を食べるって結構しんどくて、ですね・・・

その赤飯が 昨日はどっか変なとこに入ってしまい

芝居なかで 水瓶から水を飲んだりして

なんとかしようと思うのだけど・・・

「おーい。赤飯の粒、どこだぁーーー?」

結局、終演後に鼻をかんだら、ピュッって

「そんなとこに隠れて居やがったかッ

もう喋るたびに咳込みそうにはなるし

いや 苦しかったぁ マジに冷汗もんでしたわぁ

生の舞台は何が起きるか分りませんなぁ。

 

そんな生の舞台をご覧下さった方々

「昭和のあの時代に一緒に生きてるような気が」

「家族の一員のような気持ちで泣いたり笑ったり」

等々、嬉しいお声を頂いています。

開演前は チケットの売れ行きも心配しましたが

口コミで拡がってくれたのか、

連日たくさんのお客様にご来場いただき

本当に感謝感謝<(_ _)>の毎日です。

あと、二回。精一杯努めます。生きます。

今日明日は、少しだけ当日券あるらしいです。

お天気はこんなですけど

お時間あったら覗いてみて下さいませ<(_ _)>

昭和20年代にタイムスリップ、いかが?

 

 

 劇団だるま座20周年記念公演

   《愛しきは》
     馬鹿一とその隣人

 作:八田尚之  演出:菊地一浩

 2016年9月9日~14日
 
 劇場:TACCS1179
  
  9月9日 19:00
  9月10日 14:00  19;00
  9月11日 14;00  19:00
  9月12日 19:00
  9月13日 19:00
  9月14日 14:00

 早割チケット:指定席 3000円
 (7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
 指定席:4500円
 自由席:4000円
 当日(自由席:4800円
 学生(自由席:3500円
 サポータークラブ 3600円

 ☆《煙が目にしみる》ご観劇のお客様は
  早割チケットをご利用頂きますと
  1割引きの特別価格でご覧いただけます。

http://ticket.corich.jp/apply/73629/003/

 

 だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

9月9日 予約開始
  

 

 

 

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2016年9月12日 (月)

あと三回

おはようございます。

ようやく 夜のみの公演・・・

ガッツリ朝寝坊をしようと決意して寝たのに

やっぱり普通に目が覚めてしまうのは齢のせい?

そして、今朝も身体は筋肉痛で・・・「痛たたた

踊ってもないのに 何なんだ?こりゃ

昨日 観に来てくれたチカちゃんがくれた

《快足休眠》とやらを貼りまくった足だけは

何となく軽い感じで、久々にフットワーク良いけど。

 

《煙》に引き続き観て下さっている方の多くは

こういう種類の?芝居を始めて見てくれる方が多く、

その感想の第一声の殆んどは

「美沙さんがハマる理由が解かる」です。そして、

「見事に私もハマってしまった」という嬉しい言葉。

やっぱり みんな根っこは日本人なんだねぇ・・・

お見送りのロビーで、

次回作の《えんやこら讃歌》を予約して行って下さる。

励みになります、本当に。

一作一作を丁寧に愛情込めて創らなきゃ!と

改めて 思う次第でございます

 

二回公演が続き、気づけばあと三回を残すのみ。

始るとやっぱり早い。あっという間です。

お客様の心に響く舞台を最後まで丁寧に届けたい。

これが終わってから、《えんやこら》の予習ですな。

今度はもっと筋肉痛になりそうだけど・・・

なんせ 肉体労働者の役ですから

 

    公演のご案内

 劇団だるま座20周年記念公演

   《愛しきは》
     馬鹿一とその隣人

 作:八田尚之  演出:菊地一浩

 2016年9月9日~14日
 
 劇場:TACCS1179
  
  9月9日 19:00
  9月10日 14:00  19;00
  9月11日 14;00  19:00
  9月12日 19:00
  9月13日 19:00
  9月14日 14:00

 早割チケット:指定席 3000円
 (7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
 指定席:4500円
 自由席:4000円
 当日(自由席:4800円
 学生(自由席:3500円
 サポータークラブ 3600円

 ☆《煙が目にしみる》ご観劇のお客様は
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だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

9月9日 予約開始
  

 

 

 

 

 

 

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2016年9月11日 (日)

懐かしい人々との再会

四季に入ったばかりの頃

お世話になった先輩は数知れず・・・

今回、楽屋で、松岡さんといろんな話をしてたら

共通する意外な人たちとの交友がある事が判明。

「いゃ~懐かしい。私、すごく世話になったんです」

「それじゃ電話してみようか」と松岡さん。

電話の相手は、懐かしい四季の先輩の山科さん。

昨日、舞台を観に来て下さいました。

終演後お会いしたら「やだぁー全然変わってない

もし 街角ですれ違っても

私は絶対に「山科さんだよね?」と声かけちゃう

しかし・・・そして・・・山科さんは仰ったのですよ・・・

「どこに美沙緒は出てるんだろう?」「どれ?」

スンマセン<(_ _)>変わり果ててるかな?

「ニッコリ笑った顔が印象に残って子だったもの」と

どうやら 全く気づいてもらえなかったらしい・・・

冒頭からモンペはいて、汗かきかき演ってたよん。

ニッコリ笑う場面がなかなか無くてスンマセン<(_ _)>

ふと笑った顔を見て、「あっ!美沙緒だッ」ってさ

姿かたちも変わり、声もソプラノから度アルトに

そりゃ判らんかも・・・な ホント、スンマセン先輩!

 

そして もうひとり・・・

中学二年生の時の友達、岩ちゃん。

偶然 アイランドを観に来てくれた時に再会し

以来 ずっと舞台を観に来てくれてます。

今回は、86歳になるお母様と。

「懐かしさとおかしみのあるお芝居ありがとう」から

始るメールに、私、なんか感動してしまった。

「太平洋戦争を知らない昭和生まれと

平成生まれの俳優さんたちが演じるお芝居を

戦争経験者(86歳のお母様)が観る。

その母は 昭和20年の7月

大阪の空襲で焼け出され奈良へ転校。」

そんなお母様が楽しく観て下さったのだそうです。

中学校の途中で転校してしまった岩ちゃんが

差し入れのお菓子と一緒に 

中学時代の写真をくれました。

「あぁ~なんと懐かしい写真」昭和42年と裏書が。

私の演じるいくさんと同様に 今の岩ちゃんは 

三ヶ月になる孫を抱いてあやす日々らしい。

その姿が重なったのだそうですわ・・・。

 

いろんな見かたや感じ方があるのですね。

岩ちゃんからは「本当にいいお仕事されてますね」

山科さんからは

「美沙緒からエネルギーを感じる。大事な事よ」と。

 

二日目にして 演出家からは

「眠くなる。慣れてしまってる」とお叱りを受けましたが

この懐かしい二人の言葉を胸に

また今日も新たな気持ちで頑張ろう!と思います。

 

 

 劇団だるま座20周年記念公演

   《愛しきは》
     馬鹿一とその隣人

 作:八田尚之  演出:菊地一浩

 2016年9月9日~14日
 
 劇場:TACCS1179
  
  9月9日 19:00
  9月10日 14:00  19;00
  9月11日 14;00  19:00
  9月12日 19:00
  9月13日 19:00
  9月14日 14:00

 早割チケット:指定席 3000円
 (7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
 指定席:4500円
 自由席:4000円
 当日(自由席:4800円
 学生(自由席:3500円
 サポータークラブ 3600円

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だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

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  アトリエだるま座

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2016年9月10日 (土)

オクシモロン

初日、一応無事に開きました。

まだ問題はきっとあるでしょうが一応無事に

《20周年に寄せて》

演出の菊地さんのご挨拶がパンフレットに。

《オクシモロン的化学反応あり》という題です。

ん?オクシモロンって何? 

初めて聞く言葉・・・

 

演劇を学ぶ基本がシェイクスピアだった菊地さん。

「シェイクスピアの特徴的な表現に 

オクシモロン《矛盾形容法》というのがある」

んだそうです。

相反する言葉を並べて

対象の激しさをもっと簡潔に表現する事・・・とか。

何のことやら さっぱり解らず読み進めてみると・・・

なるほどぉ~ 確かに このカンパニー、メンバー、

その化学反応が 面白い程「いっぱいだわ

パンフの言葉を借りれば

「違う演劇の育ち方をしてきた(まるで相反する)

それらが融合し、化学反応が起きています。

オクシモロン的化学反応が」って。

・・・なるほどぉ・・・『へぇ~そうかも』と思います。

それは 俳優に限らずスタッフさんも同じです。

 

そして最後に書かれた言葉。

以下パンフより抜粋しますが・・・

 

八田尚之さんはこんな言葉を残しています。

「胸中にしまい忘れた

皆の素朴な魂をゆさぶる芝居をもっとつくりたい」

 

そして演出の菊地さんは 最後にそれをうけて

「僕もそんな作品がつくりたい」と。

 

私も 今 そこに共に居られる事、

本当に幸せに思います。 

この出会いに 心から 感謝の初日でした。

 

    公演のご案内

劇団だるま座20周年記念公演

   《愛しきは》
     馬鹿一とその隣人

 作:八田尚之  演出:菊地一浩

 2016年9月9日~14日
 
 劇場:TACCS1179
  
  9月9日 19:00
  9月10日 14:00  19;00
  9月11日 14;00  19:00
  9月12日 19:00
  9月13日 19:00
  9月14日 14:00

 早割チケット:指定席 3000円
 (7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
 指定席:4500円
 自由席:4000円
 当日(自由席:4800円
 学生(自由席:3500円
 サポータークラブ 3600円

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 だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

9月9日 予約開始
 
 

 

 

 


 

 

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2016年9月 9日 (金)

いよいよ開幕☆

初日です。

お客様の心に

この作品が持つ、温かさや切なさが

どうか届きますように。

 

    公演のご案内

 ☆ 本日初日 ☆

 劇団だるま座20周年記念公演

   《愛しきは》
     馬鹿一とその隣人

 作:八田尚之  演出:菊地一浩

 2016年9月9日~14日
 
 劇場:TACCS1179
  
  9月9日 19:00
  9月10日 14:00  19;00
  9月11日 14;00  19:00
  9月12日 19:00
  9月13日 19:00
  9月14日 14:00

 早割チケット:指定席 3000円
 (7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
 指定席:4500円
 自由席:4000円
 当日(自由席:4800円
 学生(自由席:3500円
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2016年9月 8日 (木)

山場

舞台稽古二日目の本日は 場あたりから。

細々したものが 場面ごとに入れ替わるから

昨日 ちょっと覗いてみた転換時の照明に

『大丈夫?これで・・・』と不安になってしまう

だって・・・客席からは 何も見えない真っ暗闇。

あの中で道具の入れ替え、人の入れ替え・・・

本当に見えるんかなぁ?

怪我人が出ないように

ドンガラガッチャンとならんように

みんな冷静に行動しようよね。

ちなみに私は怖いから、

邪魔にならないタイミングを狙って

歩数と角度と、危険地帯なるものを探る。

おぉ~それでもまだ不安だわいな

あの暗闇・・・怖いよぉ~

 

んー 今日が山場だわなぁ・・・

なんとか的確な場当たりすませたら通し稽古。

場当たりと言っても、芝居は全部やるわけで

そうなると二回公演するのと同じ。

あれ?あれれ?てことは・・・

金曜日の初日は、一回通してからの本番だし、

翌土曜二回、日曜二回・・・げげげ

四日間、連続の二回公演みたいなもの

ひょえ~~~っ みんな・・・いや・・・私・・・

大丈夫なのでしょうかね、本当に。

「疲れるから、適当に休み休みやって下さい」と

演出家は 私に気を配ってくれてるようですが・・・

休み休みとか、手を抜いてとか・・・

不器用な私には そんな芸当できませんのよぉ

 

ともかく、ぎっくり腰になったりしないように

十分気をつけて本格的な舞台稽古に臨みましょう。

 

 

     公演のご案内

 劇団だるま座20周年記念公演

   《愛しきは》
     馬鹿一とその隣人

 作:八田尚之  演出:菊地一浩

 2016年9月9日~14日
 
 劇場:TACCS1179
  
  9月9日 19:00
  9月10日 14:00  19;00
  9月11日 14;00  19:00
  9月12日 19:00
  9月13日 19:00
  9月14日 14:00

 早割チケット:指定席 3000円
 (7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
 指定席:4500円
 自由席:4000円
 当日(自由席:4800円
 学生(自由席:3500円
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     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

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2016年9月 7日 (水)

小屋入りです

またまた台風の影響で、

関東地方も 大雨になるらしいですね。

今日から劇場入りです。

ともかく 雨が降り出さないうちに搬入をすませ

夕方からの裏周りの当たりが出来るように

ただいま だるま座の若手が奮闘中

ご苦労様です。ありがとうね<(_ _)>。

 

昨日の稽古中に、足が攣りそうに・・・

『やばいッ!こりゃやばいッ!

千秋楽翌日にマッサージの予約を入れてたけど、

急遽 本日小屋入りの前に施術依頼。

もぉーーーーっ ボロっちい身体だッ

 

芝居全体は、善き仕上がりになってきたようです。

ただし、稽古場の空間とは違う、劇場での見え方。

演出家は「ちょっと作り込み過ぎか?となるかも」と。

客席から見たら「変更箇所も出るかも」だそうで、

うん・・・そりゃまあそうでしょう。

道具だけでなく 芝居の緩急にも言える事でしょう。

ともかく、この二日間は 

俳優たちは集中力を持って迅速に対応するよう、

全神経をかき集めて 幕開きまで努めましょう。

 

さっ!そのためにも、きちんとケアして挑まねばッ

行って来ます

 

 

  劇団だるま座20周年記念公演

   《愛しきは》
     馬鹿一とその隣人

 作:八田尚之  演出:菊地一浩

 2016年9月9日~14日
 
 劇場:TACCS1179
  
  9月9日 19:00
  9月10日 14:00  19;00
  9月11日 14;00  19:00
  9月12日 19:00
  9月13日 19:00
  9月14日 14:00

 早割チケット:指定席 3000円
 (7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
 指定席:4500円
 自由席:4000円
 当日(自由席:4800円
 学生(自由席:3500円
 サポータークラブ 3600円

 ☆《煙が目にしみる》ご観劇のお客様は
  早割チケットをご利用頂きますと
  1割引きの特別価格でご覧いただけます。

http://ticket.corich.jp/apply/73629/003/

 

 だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

9月9日 予約開始

 

 

 
 

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2016年9月 6日 (火)

油の海で泳ぎなさぁ~い

今日で 稽古場での通し、終了です。

明日は 仕込みと裏導線などの当たり稽古。

明後日 本格的な舞台稽古の後、

いよいよ 明々後日、初日の幕を開けます。

ここに至っても、まだ拘り続ける演出家。

よく そんなとこまで目が行くな、と感心するばかり。

私も どうしても居心地の悪い場面があるので

このシツコイ(笑)演出家とミーティング重ねつつ、

一歩でも善き舞台を届けられるように願いながら

稽古前に 台本持って演出家を追いかけます。

早朝に再再再再度読んだ本なのに

まだ「?」まだ「ん?この解釈」と疑問が湧くので

この数週間は、その繰り返しでした。

自分で驚いています・・・

私も『こんなにシツコイ女だったのか』と。(笑)

菊地さんのしつこい性格が伝染したのかぁ?

 

芝居の話ばかりでは退屈でしょうから・・・

今朝は ちょっと料理の話をしてみようかな。

遅くに帰宅して、ひとっ風呂あびてプシュッと

『何か ちょこっと摘まめるモンはないかいな

買い物の時間はないので冷蔵庫はガラ~~ン。

『夜中にガッツリもマズイよな』…の時、

最近ハマっているのが この一品です。

Photo

タイトルは・・・《油の海で泳ぎなさぁ~~い》

このタイトル、まるで稽古中の私みたい

けど、もがきながら泳いでたら 

徐々にですが スイスイと行ける日も来るはず。

 

じゃこに(固めのじゃこです)

結構たっぷりなオリーブオイルをかけるだけ。

時には 黒胡椒も加えたり・・・

朝食のトーストにも焼き海苔と一緒にのせたり。

簡単すぎて料理とは言えないですが

「旨~~~いッ」 ハマってます。

オリーブオイルだから 案外サッパリしてます。

一度 お試しあれ

 

では、行って参りますッ

 

 

    公演のご案内

 劇団だるま座20周年記念公演

   《愛しきは》
     馬鹿一とその隣人

 作:八田尚之  演出:菊地一浩

 2016年9月9日~14日
 
 劇場:TACCS1179
  
  9月9日 19:00
  9月10日 14:00  19;00
  9月11日 14;00  19:00
  9月12日 19:00
  9月13日 19:00
  9月14日 14:00

 早割チケット:指定席 3000円
 (7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
 指定席:4500円
 自由席:4000円
 当日(自由席:4800円
 学生(自由席:3500円
 サポータークラブ 3600円

 ☆《煙が目にしみる》ご観劇のお客様は
  早割チケットをご利用頂きますと
  1割引きの特別価格でご覧いただけます。

http://ticket.corich.jp/apply/73629/003/

 

 だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

9月9日 予約開始

 

 

 

 

 

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2016年9月 5日 (月)

怖がらずにトライ

今朝もやっぱり身体中がギシギシいってるが

通し稽古も五回やれば、かなり順応、慣れてくる。

ここから用心しなきゃならないのが・・・

違う意味での《慣れ》。これ、怖いです、ホントに。

いま起きている事に、いま語られる言葉に、

常に 新鮮に向き合わなくてはならないし、

演者が 先取りした芝居をしてしまうとか

自分の事のみに執着してしまうと

途端に舞台は 嘘になります。

もちろん芝居は虚構ではあるのですけど

演じる側は そうであってはいけない気がします。

ある意味、空っぽの何も考えてない状態で

その世界に入る事が、昨日の私のテーマでした。

ただ存在し、ただ状況に反応し、ひたすら生きる。

馬鹿みたいに思えるでしょうが

無の状態から入るのは、なかなか怖いもんです。

 

いつも言いますが 私は意外に小心者のビビリ。

どんなに稽古しても『台詞出るかな?』とか

会話中に『あれ?次の台詞なんだっけ?』とか

緊張で 身体が震え 頭が真っ白になるとか・・・

だから、出の前に台詞を呟くなどで不安を解消。

(本当はそんな事では解消できるはずないのです)

いま思えば なんと愚かな事をしてたんだろう、と。

 

あえて「無のままで生きてみよう」と思った昨日。

台詞がテレコになったりしました、確かに。

でも、それが何だって思えました。

ちゃんと話は進み、瞬間を生きる感覚を体現でき

通し稽古あと二回のこのタイミングでのトライは

私に勇気を与えてくれました。

 

そんな事を言っても・・・

本番は 多分間違いなく緊張してしまうものです。

それでも、構えず舞台に存在すること、

ただ この世界の中で、感じ、受け止め、生きる。

まっ、そうでないとやれない

リアルな人間が いろんな意味で右往左往するのが

今回の舞台の胆ではないかという気がしています。

 

 

    公演のご案内

 劇団だるま座20周年記念公演

   《愛しきは》
     馬鹿一とその隣人

 作:八田尚之  演出:菊地一浩

 2016年9月9日~14日
 
 劇場:TACCS1179
  
  9月9日 19:00
  9月10日 14:00  19;00
  9月11日 14;00  19:00
  9月12日 19:00
  9月13日 19:00
  9月14日 14:00

 早割チケット:指定席 3000円
 (7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
 指定席:4500円
 自由席:4000円
 当日(自由席:4800円
 学生(自由席:3500円
 サポータークラブ 3600円

 ☆《煙が目にしみる》ご観劇のお客様は
  早割チケットをご利用頂きますと
  1割引きの特別価格でご覧いただけます。

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 だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

9月9日 予約開始
 
 
 

 

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2016年9月 4日 (日)

乗り越えた先には

早起きは苦でもなんでもない私だが・・・

あぁ~~起きられないまったく起きられない

この二日というもの、アミの朝食づくりパス。

いや、パスというより、

気づいたら アミさん すでに出かけたあと

 

始れば あっという間に終わってしまうこの芝居。

だが・・・終わったとたん・・・毎度へたり込む

足パンパン。背中ギシギシ。腰「痛たたた」。

脳もぐにゅぐにゅ。肩こりは尋常じゃない。

おまけに今朝は歯も痛い。何てこった

マッサージ行きたいなぁ・・・

時間ないから、今朝も身体じゅうに湿布をベタベタ。 

 

しかし、泣いても笑っても、初日はもう目前。

ここを一気に乗り越えねばッなのです。

乗り越えてやろうじゃないかッッ

その先には きっとお客さんの笑顔がある。

 

 

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 劇団だるま座20周年記念公演

   《愛しきは》
     馬鹿一とその隣人

 作:八田尚之  演出:菊地一浩

 2016年9月9日~14日
 
 劇場:TACCS1179
  
  9月9日 19:00
  9月10日 14:00  19;00
  9月11日 14;00  19:00
  9月12日 19:00
  9月13日 19:00
  9月14日 14:00

 早割チケット:指定席 3000円
 (7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
 指定席:4500円
 自由席:4000円
 当日(自由席:4800円
 学生(自由席:3500円
 サポータークラブ 3600円

 ☆《煙が目にしみる》ご観劇のお客様は
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  1割引きの特別価格でご覧いただけます。

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 だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

9月9日 予約開始

 

 

 
 

 

 

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2016年9月 3日 (土)

こだわりが生むもの

昭和20年代の世界が徐々に浮かび上がってきた。

戦中戦後の時間が稽古場に流れ、満ちる。

稽古が終わっても 若い俳優たちは居残り

この世界のための 更なる細かな作業を続ける。

うわべだけ成立するものではなく

けして嘘のない世界を目指す。

作業は大変だが、ただ物を作るのとは違って

時代を理解し 学ばなければ これは出来ない。

俳優として この経験は貴重だと思う。

芝居なかで 何をどう使うかを正確に把握し

どこに何を配置すれば その役の動きに添えるか、

台本に書かれている、演出家が求めているそれは

何なのかを悩み 考え、頭と心をフル稼働させる。

何もかもがお膳立てされている大劇団に比べ

俳優たちが準備をしなければならないというのは、

見ようによっては「本当に大変」な事なのだが、

俳優修業の過程においては必ず役に立つだろう。

我が家からも 様々なものが消えた。

野菜や梅を干す大きなザル、年季の入ったさえ箸、

いつか使うかもと置いといた古いセーター・・・

今や紙おむつの時代だから若い人は知らないが、

着古した浴衣をほどいて作ったおむつの形や

その当て方、おんぶの仕方、抱き方は

ちょっと?齢をとって子育て経験のある私の出番。

そうそう・・・

昨日 胸に縫い付ける名札の名前が話題になった。

私の二人の祖母の名は《キク》と《マキエ》だった。

「あっ。。。うちのお婆ちゃんの名前もカタカナだった」

「あっ。。。うちも!」そんなやりとりがされる。

客席からは見えないだろう。だけど拘ろう。

何故 昔の女の名前にカタカナが多かったのか?

その小さな事を考え、その名を貰った人は

その人の人生を辿ってみよう。生きよう。

そんな話で盛り上がった昨日の稽古場。

 

さて。全幕通し稽古四回目の本日。

それぞれが 役を生き、さらに作品を深めていく。

 

 

     公演のご案内 

  劇団だるま座20周年記念公演

   《愛しきは》
     馬鹿一とその隣人

 作:八田尚之  演出:菊地一浩

 2016年9月9日~14日
 
 劇場:TACCS1179
  
  9月9日 19:00
  9月10日 14:00  19;00
  9月11日 14;00  19:00
  9月12日 19:00
  9月13日 19:00
  9月14日 14:00

 早割チケット:指定席 3000円
 (7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
 指定席:4500円
 自由席:4000円
 当日(自由席:4800円
 学生(自由席:3500円
 サポータークラブ 3600円

 ☆《煙が目にしみる》ご観劇のお客様は
  早割チケットをご利用頂きますと
  1割引きの特別価格でご覧いただけます。

http://ticket.corich.jp/apply/73629/003/

 

 だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

9月9日 予約開始
 
  

 

 

 

 

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2016年9月 2日 (金)

母との約束

昨日、母が世話になっている施設から電話。

 

今のように忙しくて なかなか訪ねて行けない時

 

携帯電話に、施設の表示が出るとビクッとする。

 

どこが悪いというものじゃなかったけれど

 

常に完食してた人の食欲が ここのとこ急に落ち

 

ひと口が なかなか飲みこめず 

 

食事をとるのに かなりの体力を必要とするらしい。

 

施設の人は「水分だけは気をつけていますから」

 

そう申し訳なさそうに仰る。

 

そして 「御家族のご意向を伺いたくて・・・」と。

 

つまり 入院させるとか、点滴で栄養摂るとか・・・。

 

 

 

私は母と約束したのです。

 

「自然に任せて逝かせてね」

 

「痛い事や苦しい事は絶対にしないでよ」

 

「チューブに繋ぐとかイヤだから」

 

「元気な頃の私を知ってる人のお見舞いはイヤ」

 

「御棺に入れる時は 綺麗にお化粧して!」

 

何度も話し合った結果、

 

何より母の気持ちを一番に尊重しようと決めた私。

 

 

 

今日明日と言う話ではないかも知れないけれど

 

九十という高齢になり、これが自然の成り行きか。

 

ただ、正直言えば・・・

 

どうか本番が終わるまでは なんとか無事でいて。

 

父の最後の時のように、

 

次子さん、最後は傍に居させてね。約束だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2016年9月 1日 (木)

そんなにおいしい蚊?

二時間ばかり開始が遅い今日の稽古。

起きたら あんまりお天気が良いから

せめて出かけるまでと、洗濯物を干しまくる

形振り構わずベランダを行ったり来たり

あっちゃぁ~~食欲旺盛な蚊にやられたよぉ

この夏 あまり蚊に刺されなかったんで油断した。

「一、二、三、四ぃー・・・」一体 何か所?

こういう時に限って見つからない・・・ムヒ。

おーい、どこに隠れたー?ムヒーーー!

仕方ないから、どうにも痒みが止まらないから、

ハッカ油をぬりまくる。

涼しいような・・・熱いような・・・妙な感じ

蚊だって生きて行かなきゃだから仕様がないけど、 

何も こう一気に襲い掛からなくても・・・さ

日中はまだ夏の様相ではあるけど

夕方になれば すっかり秋の気配が。

最後の命を、力を振り絞って私の所に来たのね

「おいし蚊った?」

 

昨日の初通し稽古。

思ったよりスムーズには行ったけど・・・

もう少し全編に タッチがつくといいなぁ・・・

台本が意外に厚いから もっと長い仕上がりかと

思っていたけど。。。あら一時間半?

終戦間際から始り、終幕では孫まで抱いてる私。

やっぱり、これ、良い本だなぁ・・・

今では見られない、日本人独特の情を感じる。

自分が こういう芝居が好きだったことに

ちょっとビックリもしている今日この頃。

 

さてさて、昨日のノートを復習して

今日も前進!の稽古場へ

 

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 劇団だるま座20周年記念公演

   《愛しきは》
     馬鹿一とその隣人

 作:八田尚之  演出:菊地一浩

 2016年9月9日~14日
 
 劇場:TACCS1179
  
  9月9日 19:00
  9月10日 14:00  19;00
  9月11日 14;00  19:00
  9月12日 19:00
  9月13日 19:00
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 早割チケット:指定席 3000円
 (7月13日~8月8日13:00まで受け付け)
 指定席:4500円
 自由席:4000円
 当日(自由席:4800円
 学生(自由席:3500円
 サポータークラブ 3600円

 ☆《煙が目にしみる》ご観劇のお客様は
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 だるまちっくシアター
    
   《えんやこら讃歌》
      
     八田尚之 作
     菊地一浩 演出

11月2日(水)~13日(日)
  アトリエだるま座

前売り 3,000円
早割り 2,000円 (150名様限定・10月4日まで)

9月9日 予約開始

 

 

 

 
 
 

 

 

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