御代官様の怒り
「お父っぁん!どうかどうか無事でいて~」と
江戸の町を 大鍋かかえて必死に走る町娘
門番の静止も聞かず大きく立派な門をくぐり抜け
「御代官さまぁぁぁぁーー!どうぞお許しをーーー」
娘の罪状は 大鍋にいくつも作ったおでんを
すっかり忘れたまま 腐らせてしまったというもの。
「この飢饉に大事な食糧を腐らせるとは!」
「大鍋をすべて回収し、新たなおでんを献上せよ!」
「それが出来ぬのならお前の父親は打ち首じゃ!」
あっ。。。これ。。。昨夜の夢。ただの夢。
町娘は 若き日の私だったような気がする。
何だってこんな夢を見たんだろうと思いながら
今朝 またまたニュースで食品ロスの話が。
あっ。。。この前の断しゃりのせいか。。。
無駄なものを買い込み過ぎたり
買った物をすっかり忘れて賞味期限が過ぎてたり
同じようなユニクロのタートルが山テンコあったり
絶対に衝動買いしたに違わないものだらけ
ポリ袋に詰め込みながら「どうもスイマセン」と呟く。
夢にうなされた私はビクンとして夜中に目覚め
思わず台所やリビングを
どこかに作ったままのおでんがあるのではないかと
アワアワしながら駆け回ってた
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コメント
親方、ごっつあんです。
うまいもん、食わしてくだせー
多少、腐ってても、わしは大丈夫でごわす
投稿: new(^^)/ | 2017年2月21日 (火) 19時46分