花のある暮らし
「忙しいのに いつもキレイにしてますね」と
お褒めの言葉を頂くと、ちょっと嬉しい。
実は よくよく目を凝らせば、
隅々までは行き届かず『まっいいか』のいい加減さ。
でも、いつからこういう風になったんだっけなぁ、私。
起きた途端、顔も洗わず まず掃除したくなる。
数十年前 結婚を控えてた一人暮らしのアパート。
訪ねて来た母に ものすごーく心配された。
「こんな汚い台所でちゃんと主婦やれんの?」と。
母の言葉に まったくピンときてない私。。。
「え~?ちゃんと片付いてるじゃん」
今思えば。。。片付いちゃいなかったかもな
我が娘たちも 掃除が下手だ。ホントに下手だ。
「出したら仕舞う!」「気づいたら拭く!」
つい 口喧しくなる私。
あの頃の私と同じで まったくピンと来てないらしい。
「まとめてやろうとするから大変なんだよぉ~」
「ちょこちょこ掃除してたら 結果ラクなんだよぉ~」
分かっちゃいるらしいけど。。。出来ない。。。らしい。
そうか。。。私が家をキレイにしだしたのは
借家から、ローン組んで《自分の家》を持ってからだ。
ホントはこんなのダメだよねぇ
人様からお借りしてる家こそ大事にしなきゃ・・・なのに
自分の懐が痛むとなると やおら一生懸命掃除する。
でも。。。人間って そんなもんかもねぇ
我が娘たちも いつか結婚して(結婚せんでもいいが)
自分で稼いだお金で 自分の城を持ったら
ちゃぁ~んと 自然に 掃除したくなるのかもな。
今んとこ 口喧しく言っても無駄そうだから
そう思う事にしとこう。
で、今日のタイトル。
掃除すると。。。欲しくなる《いつも花のある暮らし》
でも、切り花ってすぐに枯れてしまう。
そして、そうお安くもない。私には贅沢品だ。
で、考えた。で、飾ってみた。
じっくり目を凝らしては見ないでおくれ。
生の切り花と、百均で購入し細工した嘘っこ花コラボ。
これが意外に分からないらしい、人様には。
「いつも可愛い花を飾ってるのね」とご近所の奥さん。
娘に至っては「お金がないと言う割に花は買うんだ」と
完璧に騙されてくれてる。
すっかり味をしめて、百均嘘っこ花を数種類集め
時々 生花をちょこっと買い、うまいこと混ぜ込み
玄関に季節季節の彩りを。るんるん
これが 今の私の秘かな楽しみと贅沢なのでした
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