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2018年4月21日 (土)

今日のお持ち帰り土産は・・・

お会いした事のない人ばかりの現場に入る時

一応 演出家や共演者がどんな方なのかが

気になるもので 小心者の私はPCで検索する。

あっちこっちの現場で仕事をしてる人に会うと

「鈴木裕美さんってどんな方?」

「鋼太郎さんって?黒木さんって?」と尋ねる。

もちろん、数は少ないけれど、

どの方のも 一応舞台等々を拝見してる。

でも、舞台だけではよく解らない《人と生り》

 

結局、実際に会って、稽古場での時間を共有し、

いろいろ喋ってみて、いろんな側面を発見して

いま 私はとても居心地がいい。

昨日の稽古場で 嬉しい?出来事があった。

 

ある俳優に「排気量が足りてない」と裕美さん。

「もっと大きい声で喋った方がいいですか?」

一瞬 裕美さんは『ん?』という顔をし一言。

「そういう低次元の発想して 

自らを安い仕上がりに持って行かないの!」

排気量という単語を使ったからか、間をおいて

「マーチとボルボでは。。。」から始まり

「コントとかにもあるでしょ?

トイレを我慢して並んでる新入社員の前に

社長がやってきたり上司が来ちゃったり

自分はもうマジに限界なのに譲らねばー

「それ、ちょっとオシッコ我慢できる状況じゃない時と

なんとか我慢できそうな状態と・・・違うじゃない?」[

「君に今かかってる負荷はーーーっ

 

懇切丁寧な 様々な例や局面からのノートが出る。

稽古再開。今度は鋼太郎さんの番。

ものすごいエネルギーで彼にボールを投げかけた。

けして本番ではあり得ない言い方の投球なのだが

それを受け止められなかった俳優に またノート。

「自己保身してるよ。損だよ。つまんないよ、それは。

自分だけで行くな。人のエネルギーで廻った方が得。

芝居ってそういうもんじゃないし」。。。

言われてる本人にしたら苦しい稽古だったろうが

私は演出家と主演俳優の連携を間近に見て

なんだか すごく感動してしまった。

劇団とかなら こういう事ってあるけれど

商業演劇という現場で あれだけ時間をかけて。。。

その《育てる》という想いや行動

《作品をもっと良くしたい!》の二人にひどく感動。

 

最初の一週間、実は私、すごく緊張していた。

皆に自分を受け入れて欲しいとは思ってないが

一緒に作品を作ってゆく以上 理解し合いたい。

だからこそ、一切の情報を排除し臨んだ新しい現場。

 

何より、ひとりひとりの誰もが「芝居が好きだァー」と

叫んでるみたいなこの現場。

新しい発見のある現場。愛のあるこの現場。

今日から二幕に突入。

あぁ~今日は何を持ち帰られるだろう。

 

    公演のご案内

 《シラノ・ド・ベルジュラック》
 
 
   日生劇場
 
 5月15日(火)~30日(水)
 
 全席指定  S席 12,000円
        A席 7,000円
        B席 4,000円

※S席のみは 良いお席のお取り置きがございます。
 お申込みは下記のアドレスにお願いいたします。

 misaoticket@gmail.com

 
《チュウ族の饗宴》  劇団菊地

   スタジオファンファーレ東新宿

 5月17日(木)~22日(火)
  
  全席自由  前売り4000円

※出演はしておりませんが
 上記と同じアドレスにてご予約いただけます。
※5月17日《一緒に観よう!チュウ族!》受付中。

《ふたりでミュージカル》ライヴ
 
 GINZA ラウンジ ZERO
  8月4日(土曜日)

※詳細は後日♪

※お申し込みの際には

  件名に 《作品名》を
  本文に
  ①お名前
  ②ご希望日時
  ③枚数
  ④ご連絡先(電話番号)
  ⑤チケット郵送先 をお願いいたします。
 
 

 

  
  

 

 

 

 

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