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2018年11月27日 (火)

オミを偲ぶ

東京公演だけにとどまらず

全国を駆け巡る劇団四季のメンバー。

オミちゃんも 全国各地の舞台に出ていた。

人懐っこい男だったし

地方に行けば 必ずライブハウスを見つけては

常に持ち歩くギターを抱えて

「歌わせて~」と飛び込み、そこで友達も作ってくる。

よく共演した兄貴分?の広瀬さんは 渋い顔して

「お前 芝居やりたいのか歌いたいのか」と

よく説教していたもんだ。

しかし、そのおかげか、日本全国津々浦々に

友達がいたオミちゃん。

 

昨日、嫁の菊がやってきた。

菊とオミをよく知る人が わらわらと現れ

病気が分ってから撮り続けたという写真を見ながら

「オミ 外人みたいな顔になってるじゃぁ~ん」

「そうなのよ。痩せてせっかくイケメン顔になったけど

 残念ーーーッ!その期間 短ーーーーいッ」

泣いたり笑ったりの偲ぶ会というか飲み会というか。

余命三ヶ月と言われたのに

あの明るさと「必ず舞台に戻る」という強い想いが

オミを頑張らせ、菊を頑張らせた。

医者から「余命三カ月」と宣告され

泣きはらした顔で病室に戻った菊にオミが言う。

「俺 平気だからホントの事言え」

指を三本たてて泣く菊に ニッコリ笑って

オミ「な~んだよ、三年あるのかよ」と言ったそうな。

ポジティブというかアホというか。。。

でも、そんなオミだからこそ、LOVELOVE夫婦は

最後まで二人三脚で 治療の合間に楽しい旅をし

美味しいものを食べ、素敵な時間を色濃く過ごした。

 

久留米から 大阪名古屋京都と

菊は《お礼の旅》を一人で続け東京の仲間に挨拶し

我が家に来てくれた。オミを連れて。。。

 

ちゃんとお別れが出来てよかったよ。。。

て言うか。。。

まだ すぐ傍に居る気がしてならない夜でしたけど。

 

 

劇団菊地ブログ

 https://ameblo.jp/gekidan-kikuchi/

 

 

 

 

 

 

 

 

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