恋の話を主軸に
誰もが持つ故郷を思い起こさせるような
そんな物語の11月の舞台《ふるさとの詩》
私の生まれ故郷は北九州。
だけど こうも長く関東に暮らしていると
その故郷の小倉には叔母がいるだけなもんで
帰る機会も少なくなってきている現在。
もう東京や神奈川の生活の方が長いからね
故郷があるという感覚は薄れてるかもなぁ。
ふるさとねぇ。。。(-.-)
でも
思い起こす故郷がないのはちょい寂しいね。
ふるさと。。。素敵な言葉なのに。
そして。。。主軸の恋の話。。。?え?恋?
これまた『恋するってどんな気分だっけ』と
甚だ頼りない。
遥か遠くにある ぼやけた想い出😢
そりゃ普通に人並みの恋もしたし
時には夜ごと枕を涙で濡らしたなんて
いま思うとお恥ずかしい時代はある。
が。。。あらら現在の私ときたらどうよ??
「女は灰になるまで女!」といってた母次子。
今の私、あぁ哀しいかな😢
恋する感覚を全然想い出せない始末。
「ハッ☆💔」とか「ビビビッ💔」とか
逢いたくて切なくて泣きぬれるとか
そういうのとは全く無縁になってしまってる。
誰かにときめくなんて事もなくなってるーぅ。
きゃーーーっ💦どうしよッ💧
(まっこの年齢なら普通なのか。。。)
なんでこういう話になってるかと言えば
実は劇中に、ある映画の話が出てくる。
若い子と私の役の世代にギャップが生まれる。
全く違う価値観。。。
年齢のいった私は普通にこのヒロインに傾倒し
若い世代の女の子は「腹が立った」と怒る。
「ここ琴線に触れてんだよ君子は」とノート。
それがねぇ。。。はい解ってんですよ。。。
琴線に触れてるって分っちゃいるけど
今の私。。。実はどこも触れない、揺れない💧
でも役はそうなんだからと
何度も観れば揺れるかもと
三度DVDを見直す昨日一昨日。
あれ?何度観返しても
私、やはり泣けない。腹さえ立つ。
なんで私は腹が立ってんだ?と思いを馳せりゃ
。。。そっか。
自分もこういう傾向の女だったからだと
若き日の危ない自分を振り返る。
ダメな男と身に染みてわかってるのに
どうしても諦めきれない、傍にいたい、
何がそうさせるのか分からないけど
その瞬間は何もいらない!この人だけ!と
激しい衝動に突き動かされるタイプだった。
ただ幸いな?ことに
私を踏みとどまらせたのはいつも芝居だった。
芝居を棄てることはどうしても出来なかった。
だから 道を外すことなく生きてこられた。
劇中の君子は私と違って
そういう質の人ではないだろけど
だからどうすりゃ
嘘芝居にならないかといえば。。。
ん?そうかそうかも。。。んーそうかも。
あのヒロインはかつての私に似てるんだわ。
だから腹が立ったりイラついたするんだわ💧
DVDを三度観た甲斐があったかもしれない。
あのヒロインに過去の私を重ねてみようかな。
自分の事を「可哀そう。泣けてくる」と
同情するってのも変な入り方だけど。。。
まっ会話にリアリティ持たせるって。。。
こういう入り方もあるかも知れない😊
果たして嘘の芝居にならんようにする
小さなステップになるかなぁ。
しかしなぁ。。。私もアカン女だったのねぇ💧
《公演のご案内》
劇団菊地第八回公演 ふるさとの詩
2021年11月9日~14日
アトリエファンファーレ東新宿


劇団菊地ブログ
https://ameblo.jp/gekidan-kikuchi/
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